一昨日は、兵庫県建設業協会の創立100周年の記念式典、記念祝賀会に参加させていただきました。
一番後ろの席だったので、檀上ははるか遠くですが…
私が所属する浜坂支部の事務員オオタさんが30年の勤続表彰を受けられてます!
物腰柔らかなオオタさん。
あーずっと、私たちを支えてくれてたんだなぁと本当に感謝です。
さて、よく支部長に
「ニシムラさんは変わったかたですねー」
とよく言われます。
私自身もそう思っているので、躊躇することなく
「はい」って答えてます(笑)
世間の人が思う土建屋さんというのはいったいどんな方を想像されているのでしょうかね。
〇〇組と名がつく土建業者さんがいますけど、大正とか昭和とかそういう時代には、いわゆる反社会勢力の人がもともと多く存在していているところに由来するというふうに聞いたことがあります。
地元にも3代目とか4代目とかもっとそれ以上とか言われる歴史ある業者さんもおられて、そういう方にお聞きすると、地域の公共事業を行うのに、役所から依頼され、そういうガテン的な人たちを集め、一気に仕事をやり終えてきたという歴史があるのだそうで、まああながちうそとも言えないようです。
私自身の家は、もともと山奥の一農民から出発している家計で、まだまだ社歴も30年そこそこしかありませんので、元のスタートが違うわけですけど、ですので、そういうところからもちょっと変わった思考であることは間違いないと思います。
ただ、大事にしているのは、ある業界に属していると、だんだんと思考がその業界特有の思考にはまってしまい、それ以外のことを受け付けなくなっていくきらいがあるので、そうならないような客観的な思考はもっているようにしようとは思っているところです。
たとえば、業界団体においては、その利益を最大化することは重要な使命なのですが、果たして、それは世間一般という立場からみて妥当性があるのかということ。
私たちの場合、社会的なインフラの整備はもっとも重要なことだとして、それが最大化するような取り組みをしていますが、一方で医療や介護などにも多くの投資を必要とする社会があり、そことのバランスはどうなのだろうというのが一般の人の見方ではないかと思います。
だから、客観性をもちながら、冷静に判断していくことも必要だと思うわけです。
いずれにしても、これからはじまる100年というのは過去の100年では考えもつかなかったことがおきていきます。
そういう未来をしっかりと見据えながら、しっかりと足元を固めていきたいものです。