
本日、村高フォーラムが開催されました。
その中での気づきです。
学生時代に学ぶ、いわゆる五教科で得る知識を私たちはいったいどれくらい役立たせているのでしょう。
もちろん本などで知識を得るためには、読解力が必要だし、生活するために足し算、引き算などの四則演算も必要でしょう。
理科で学ぶ気象学によって、雨具を準備し、どこかに行くための地理の知識も必要でしょう。
基礎的な学力は生活に必要な知識を提供し、それによって社会生活が円滑にすすむものです。
しかし、私たちはそれだけで社会が成り立っているとは誰も思っていなく、いわゆる五教科以外の知識や知恵、あるいはコミュニケーション能力、共感力などのそれ以外の知識も必要なことも知っているはずです。
学力が高い、低いと言うとき、一般的には、知識の量のことをさすと思いますが、知識をどれだけたくさん蓄えても、それだけでは不十分です。
本当に必要なのは、学ぶ力だと思います。
日常でおこるさまざまな出来事が単に目の前を通り過ぎさせるのではなく、そこから何かを学び、生かしていくこと…これがもっとも大事なことで、それこそが真に必要な『学力』なのではないか…そう思いました。
昔から
「賢者は愚者に学び、愚者は賢者に学ばず」ということわざがあるように、本当にできる人はあらゆることから学びとろうとするものです。
しかし、本当の学力というのは、学ぼうとする力を言うのではないか