人こいしい | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

日経でみつけた記事からのツイート

『部屋は従来のマンションのような完全なプライベート空間とし、ホテルのラウンジのような広い共用スペースをつくる。そこの掃除は住民から費用を集めて、代行しよう。』

 

そういえば、最近増えているゲストハウスもそうですし、民泊のようなスタイルもそう。SNSも結局そうなんだろう。

 

人と人とが交わる手段が変化し、それをうまくビジネスとしてとらえているところに多くの富がもたらされています。

 

ふと思うわけです。

本来、住んでいる場所には、人の交わりがあり、コミュニティが形成されています。

ことさらにコミュニティ『ビジネス』としなくても、今ある身のまわりのコミュニティをしっかりと育てていけば、その人には、たくさんのベネフィットや、幸せがもたらされていくはずだと…。

 

いや実際には、顔もみたくない困った隣人もいることも確かです。先日も、私の周りでちょっとしたトラブルがあって、険悪なムードになっているところがあったりするわけで、残念ながらそれを排除するわけにはいかず、なんとか折り合いつけながら、関係修復をしていくしかないのですけど…。

 

しかし、それもコミュニティを健全に育てていこうと各々が努力していけば、概ね解決できることが多いはずです。

 

先のマンションの例だって、別にそんなラウンジスペースを作らなくたって、日々顔をあわせていく中で、あいさつをしたり、交流したりしていくことはそこの住人の心持ちしだいでなんとでもなることです。

 

極端な話、どっかの家の一室に集まって交流すれば、ラウンジスペースの代わりになります。

 

人は本来、誰かと交わって生きていきたいとい欲求があるもの。ビジネスに翻弄されることなく、自らがそういう健全なコミュニティの形成に努力をしていくことが大事なのだと思います。