愛情の注ぎ方って難しいです。
私が思う愛情というのは、その人が、より高みに到達できるようにしていくために行うこと…
だと思っています。
私は、3人兄弟の長男として生まれました。
特段厳しい両親ではないと思います。けっこう自由にさせてもらった分も多くありました。
ですが、その分、結果に対しての責任は自分で負うように仕向けられてきました。
私には、3人の子供がいます。
彼らへの愛情のかけ方を考えたときに、『してあげる』ことではなく、自分で考え、行動し、結果について、自分で責任を負うこと。
私はこのように考えました。
周りの親たちが、何かをしてあげる傍らで、まったく何も手を出さない行為は、子どもたちにすれば冷たい親だと思われていないだろうか…とも思い、そこは時に迷いを生じることがあります。
ですが、どんな困難に直面しても乗り切れる力が備わってくれることが親としての最大の願いだと思うのです。
『獅子は我が子を千尋の谷に落とす 』
ということわざがあるように、時に厳しさも愛情のうちだと思います。