キャンプファイヤー | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

 

 
香美町内の小学5年生はちょうど今、自然学校の真っ最中で、今日が最終日。
 
昨日はキャンプファイヤーが行われ、進行のアシスタントで関わらせていただきました。
 
青年会議所(JC)の頃に、青少年事業でキャンプ事業をしたのがきっかけで今もこうして、年にわずかですが、このような活動に関わっています。
 
私は自然学校のクライマックスというのは、キャンプファイヤーだと思っています。
 
昨今、家庭から『火』が消えてしまいました。
暖房、煮炊き、入浴…
人が生活するうえで、火は欠かせないものでしたが、今では、ボタン一つで、ガスや石油のヒーターがまわったり、さらには電気温水器や、IHコンロのように火をまったく使わない器具でも生活ができるようなったので、子どもたちになればなるほど、『火』というものが軽んぜられていると思います。
 
しかし、火がなければ、私たちの生活はそもそもなりたちません。
だから、昔から火というものをとても大切なものとして扱ってきました。
キャンプファイヤーでは、火を囲み、歌い、踊り、体を動かす…
 
ある意味、部族のお祭りのような雰囲気を醸したりするのですが、火を囲むというのは古今東西、やはり人にとって特別なことです。人には火を特別なものとあがめるDNAが内蔵されているのでしょう。実際の炎を見ると、何か特別な感情がわきあがってきます。小学5年生という多感な頃に、実際に火を扱い、火を眺めるということを、実際に感じることで、人は改めて、火を使って文明を成り立たせてきたことに感謝し、畏敬の念をよびさましていくのだと思います。