鹿児島に来ております。
例のごとく、ご当地に行けば、ご当地ランをすることにしています。
今朝もマチの散策を兼ねてあちらこちらと走ってきました。
城山公園という高台に登って見えたのが、この風景
そう、桜島です。
地元の人にインタビューしたわけではないけど、『鹿児島』でイメージするものといえば、間違いなくこの桜島があがることでしょう。
それだけ存在感あります。
全国津々浦々を訪ねて思うのですが、正直、『都市』に関しては、どこに行っても似たり寄ったりな印象があります。
ナショナルチェーンが軒を連ねている風景は、目隠しをしてそこに放り出されても、きっとそこがどこだということはわからないと思います。
ですけど、やっぱりこういう山だとか海だとか、そういうシンボルが、その地の印象を決めるのだということを改めて認識しました。
街のかなたにそびえるあの桜島があるから、ここは鹿児島なんだと認識する。
ローカルを感じるというのはそういう場面なのだろうと思います。
今、日本のあちこちで、地方を創生しようと奮闘しているわけですけど、結局、自分たちのマチを光り輝かすものというのは、『そこにしかないもの』なのですね。
そうでなければ、どこにいたって同じなのですね。
その場所を特徴づける何かがあるから、自分たちはそこに個性を感じる。
そんなことをふと思う鹿児島の朝でした。