私は3人の子供がいますが、長男、次男は、親元から離れ群馬でスキー合宿に参加しています。
子どもたちにとってはかなり長期の合宿です。
親にとってみれば、子どもたちが自分たちのもとを長期に離れることはこれまでなく、今は夫婦プラス末っ子の娘の3人です。
改めて、5人そろった生活というのは、とてもにぎやかで、張りのあるものだったんだなぁってしみじみ思いました。
日常の当たり前は実は当たり前ではなく貴重な日々。
長男は、高校生だから、あと数年もすれば、ほんとに親元から巣立っていってしまうでしょう。
そうして一人欠け、二人欠け、いずれは夫婦だけの暮らしに戻っていくのでしょう。
先日、あるシニアの女性とお話する機会がありました。
山登りが好きな女性で、週末のたびにあちこちに出かけられているのだそうです。
『ご主人はまったく山に行かないんですか』
と質問したところ、家でだらっと過ごすのが好きなのだそうです。
だから、いつもお一人。
妻にこのことを話すと
『女は、子育てでずっと必死にやっているから、それが終われば、自分の人生を取り戻すためにアクティブに活動するものなのだ。家事、育児を放棄する男にはたぶん分からないだろうと思う』
とのこと。
子どもが巣立っていけば、次には妻からも捨てられる。オバステならぬジジ捨て。
家族から見放されないように、どうしたら存在感を示せるものなのか、考えないといけませんね(笑)