全国のあちこちで大きな災害が発生します…
遠く離れた場所で苦しんでいる人がいます…
そんな情報を聞きつけるに、いてもたってもいられなくなって、なんとか力になってあげたい…
そう思うのは人として自然な感情です。
ですが、常に相手のそばに寄り添うことはできません。
そんなとき、そういう自分にもどかしさを感じることもあります。
私はこう思います。
『より普段の生活をしっかりと丁寧に生きていこう。』
普段よりも、あいさつを丁寧に心掛ける。
掃除をいつも以上に心を込めてやる。
普段から接する家族に、少しだけ背伸びして優しくしてみる。
そうやって、普段の身の回りを、これまで以上に丁寧に生きれば、きっとそれは相手に伝わり、それが次から次への連鎖して、やがて、災害に遭遇した人、遠く離れて苦しんでいる人の心にも届くはずだ…。
世の中は、自分の思い通りのならないことだらけ。
だけれど、目の前のことは、少し意識を変え、行動を変えれば、状況を変えることができる。
相手の直接的な力になってあげることはできなくても、きっと巡り巡って間接的に力になってあげることはできる。
私はそう思います。