政策のトレンドを追わないしたたかさが必要だ… | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

 

北の大地に来ております。
 
当初は、道東を2泊で訪れる予定にしていたのですが、のっぴきならぬ予定が入りかなわなくなってしまい、予定変更しどうしても訪れたい場所があってセルフ視察研修です。
 
写真に写っているのは、来訪したところの住宅分譲地です。
左右に住宅がならんでいて、正面に見える道路は実は家の裏側の通路。
この住宅の表側(つまり玄関側)に、舗装された道路がそれぞれあります。
 
事前に調べた情報によると、敷地には、植樹をすることが決められているようです。
 
そして、おそらくこれは推測ですが、敷地内に塀を設けることも禁止されているのだろうと思われます。
 
一区画の敷地面積は、200~250㎡は超えるのではないでしょうか…。
地価が安い田舎のところはこれぐらい思い切った住宅の区画を設けるぐらいじゃないといけないのでしょうね。
 
北欧にみられるようなスタイルの住宅が立ち並び、ぶっちゃけめっちゃかっこいいです。
 
なぜこのまちを訪れたいと思ったのか…
それはこの町では1990年代以降ずっと人が増え続けているからです。
 
地元の人に勝手にインタビューし、実情もリサーチしました。
この地域がヨソものに実に寛容であることもわかりました。
 
今、地方創生真っただ中。今や自治体の中で移住施策をしていないところはないでしょう。
 
しかし、にわかに移住政策をとっている自治体は、やはり成果が見えない状況にあります。
 
これだけ、どの自治体も移住者移住者と叫ぶものですから、お互いにとりあっている節さえあります。
 
この町が成功している理由は、いくつもありますが、バブルに踊っていた1990年代にいち早く移住者政策を先んじて取り組んでいることにあります…
 
住民のヒアリングをしてみてそんな実感があります…。
ブームに踊らさられるのではなく、20年後、30年後を常に先読みして動くしっかりとした目をもたなくてはいけませんね。