ハチ北は次の場所として選ばれるのか… | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

昨日、ハチ北のみなさんで、神河町にある峰山高原に行ってまいりました。
 
昨年、14年ぶりに国内に新たに誕生したマックアース運営のピカピカのスノーエリアです。
 
以前より懇意にさせていただいているショウガキさんにご無理をお願いし施設を見せていただいたり、お話を聞かせていただきました。
 
昨年デビュー1年目にして、5万人を超える来場者があったといいます。その秘訣をお聞きしよう。
 
それが今回の目的です。
なぜ、その秘訣をお聞きしたいと思ったのか…。
それはこういうことです。

昨年、地元ハチ北では、来場者が減少しました。
 
ちまたでは、この峰山高原にお客様を奪われたという恨み節をよくききます。
 
私は、ここを訪れるのは、3度目になるのですが、以前仕事の関係でここで打ち合わせをすることになり、ここを訪れたときに、あまりのリゾート感に正直衝撃を受けたのでした。
 
『こりゃ、人が集まるはずだわ…』
 
お客様は、素敵な休日を過ごしたいと願っています。
だから、どうせお金を使うのなら、より有効に使いたいと思うのは当たり前のこと。
 
私は、ここは、お金を使うにふさわしいところだと思いました。では一方地元ハチ北はどうなのか…。
 
よくハチ北は
『コースが長く、雪質もよいすばらしいスキー場だ』
と地元では信じているし、事実そうだと思います。
 
しかし、私たちの住んでいる宿泊エリアをはじめソフト、ハードそれぞれどうでしょうか。
 
30年前から時が止まったままです。
つまり、バブルの頃にできた姿そのままの姿で、新しい投資はほとんど行われていないのです。
 
冷静にお客様の目線でここを訪れてどう感じるのか…をれをハチ北の皆さんに肌で感じてほしかったのです。
 
おそらく、ここに来たハチ北のほとんどの人が、いいところに来たなぁって思ったはずです。その気持ちが果たしてハチ北にもあてはまるのか冷静に見極めてほしいのです。
 
お客様が減ったのは、ここができてお客様を奪われたことも事実かもしれません。
 
しかし、素直に負けを認め、私たちの努力がまだまだ不十分であるという認識を改めて感じてほしかったのです。
 
責任者のショウガキさんはこのようにいいます。
『このスキー場は、コースレイアウトも急斜面などはほとんどありません。だから本格的にやりたい人はここでは物足りず、事実不満の声をよく聞きました。

だから、ここが飽きたら、ハチ北をはじめとする兵庫北部のスキー場に行っていただいたらいいのです。』
 
ここでスノースポーツの楽しさを知り、いい休暇を過ごしたなぁと満足した人たちが、次に行く場所として、果たして私たちは選んでいただけるのでしょうか…。
 
まだまだ私たちが取り組んでいることが中途半端ということを悟るべきです。
 
次の場所としてえらんでいただけるように、さらなる努力が私たちには求めれているのです。