5~6年前ぐらいだったか、両親から
『あんたもええ歳になったんやだから、戸主になりなさい』
と指名を受けました。
ただ、まあ、今でもそうなのですが、まだ両親が健在で、いろんな部分で、親に頼ってしまっていて、まだまだ真実の戸主にはなりえていない感じです。
戸主としての勤めだと思っていることの一つが、お盆の行事を仕切ること。
13日の迎え火で灯ろうにあかりをつけ、14日の墓参り
14日、15日も灯ろうに明かりをつけて、
16日の今日、川で精霊流しをして一連のお盆の行事は終わりです。
ここに15日の盆踊りがあって、一連の流れです。
母親に
『あんた、まだまだ最後の詰めが甘い!』と叱られながら、なんとか勤めを終えました。
昨日は、盆踊りに、家族総出で参加して、久しぶりに踊りに興じました。
地元出身の多くの家族が戻ってきて、輪になって踊って、にぎやかな一夜にきっとこの大笹のご先祖様もさぞかし満足ではなかったかなぁと思います。
今日になると地元出身のみなさんも、それぞれの生活に戻っていって、今日はいつものひっそりとした日常になっています。
お盆を境に、この地も涼しい風がふいて、夏が過ぎていきますね。