近所に住む、叔父叔母は二人だけの生活を送っていたのですが、ずいぶんと高齢になってしまって二人だけの生活が厳しくなったため、大阪に住む従兄が引き取られて1か月ほどがたちました。
空き家になった場所が放置されないよう、休日を利用して、家の周りの草刈りなどをしに帰ってきていたようです。
二人の子どもさんはともに就職をして自立した生活をされるようになったので
『やっと、子どもが手を離れたと思ったら、今度はまた二人面倒みないといけないやん(笑)』
と、笑っておられましたが、その苦悩はいかばかりかと察せずにはいられませんでした。
また先日はある都会のお客様がご高齢の親御さんと一緒に暮らすために、こちらに移住されようと計画されておられたのですが、いろいロト家族の中でもご相談されたのでしょう、逆にご両親を都会に引き寄せるということになって空き家になってしまうので、売却をしてほしいと依頼に代わりました。
私事で言うと、父は車いすの生活になって、もう数年たちますが、常にそばには母が寄り添っているので、私自身は、いまだ介護という現実には直面していませんが、いずれそのような時期が私自身にもふりかかってくるのではないかなぁと漠然と考えているところです。
いま、こうすべきという軸を持ってはいませんが、周囲の諸先輩に学びつつ、自分自身がとるべき行動を考えなくてはいけないです。
大事なのは、幸せの最大の公約数をとっていくということでしょうか。
介護を受ける立場としては、やはり身内に介護されるのが一番幸せだと思います。一方、介護に振り回されれば、介護をする側の生活も影響を受けるし、金銭的な問題もあります。
これという正解はないのでしょうが、家族全員がそれを共有し、誰もがその中でも最大の幸せをみんなが分かち合えることだと思います…。