ネット化に躍起になるわけ | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

地域で暮らしていると、さまざまな役回りが飛んできます。

好んでやりたいと思う役職はほとんどないですけど、自分がこの地で生きていくための役回りだと考えて、気持ちを前に向いて、お引き受けするよう努力しています(すべての役職を無条件に受け入れていることはありませんよ…)

 

そうやって、一つ増え、二つ増え、多くの会議体のメンバーを引き受けること多数。

 

おそらく10以上の組織や、会議体をおひきうけしていることになると思います。計算するのもめんどくさいのでいちいち数えませんけど…。

 

そうやって、あっちの会議、こっちの会議って動き回っていると、精度の高い組織、どーでもいい組織いろいろなことが見えてきます。

 

その中でわかってきたことは、会議の大半が情報を伝達するために行われているという事実です…。

 

本来人が集まって会議なるものを開くというのは、議論をし、モノゴトを決定していくためです。

 

議論するための予備知識を与えるために、説明があったりするのですが、それにかかる時間がものすごく多いということ。

 

だから、これが事前に皆さんが情報共有化されていれば、集まったら即議論ということがスタートできるようになります。

 

なので、事前に情報共有を促すために、今あちこちの会議に出席したおりに、せっせこ、せっせこと、LINEの登録をお手伝いしたり、SNSの登録をお手伝いしたりしているのです。

 

 

ただ、そういうことを実現する中ではいくつかのハードルがあります。

 

一つは情報機器を手に入れるという段階。

今はほとんどの人が、ケイタイを手にしていますが、ガラケーからスマートフォンに変更するというところに一つ大きな壁があります。

 

お店に行くがめんどくさかったり、そこに行くための時間をさかなきゃいけないというハードル(ちなみに、お店に行ってもすぐ契約ということにはいかず、延々と待たされたりして、半日とか平気でつぶれるので…)と、新たな情報機器を手にするためにかかる費用のハードル。

 

ここは、なかなか他人が入り込むことのできない部分です。

 

次にあるのが、スマートフォンを手に入れ、アプリをダウンロードし設定するという段階。

 

これも、さきのめんどくさい、仕方がよくわからないなど…の心理的ハードルがあって、これもなかなかクリアできません。

 

ですけど、ここは、他人に任せてやってもらうということは、できるところ。

 

なので、先日もある人のfacebookのアカウントをつくってあげました。

 

ちなみに、誰とは申しませんが、皆さんもよくご存知の某首長の設定をさせていただいた経験もあります。

(ぶっちゃけのところ、選挙対策の意味あいが大きかったので、その後、その方が積極的に利用されているかどうかはわかりませんが…)

 

で、今はできるだけみんなが共有で使えるプラットフォームを設定するというところにもめんどくさいという心理的ハードルがあって、私の方でいくつかLINEグループの設定をお手伝いしました。

一度できて、情報共有できるようになれば、その便利さを実感して、もう後戻りすることがありません!

 

昔は、情報を共有するためには、集まって、資料が配られ、それを理解するところからはじめなければなりませんでした。

だから、これらの情報が共有できるツールが、会議を円滑に進めるために事前配信をするなどして大いに役立っている理解している人はまだまだごく一部です。

 

だから、まずはプラットフォームを作って、実践し、そして体験して、納得をしてもらうようにしているのです。

 

今、もっとも貴重な資源の一つは時間だと私は思います。

それぞれの人の生活がより豊かになるというイメージは、モノではなくいかにその人自身が自由に使える時間を効率的に生み出せるかということだと思います。

 

よく、『田舎づきあいは大変だ』

と言われますが、実は、こういう情報共有化に多くの時間が奪われてしまっていることが大変だという意味も含まれているのだと思います。

 

多くの人がスマートフォンを手にし、無料アプリをダウンロードしてという便利な世の中になりました。

スマートフォンに払うお金も決して少額ではありませんが、そういうインフラが整ってきている今、使い倒して、豊かな時間をとりもどしていきたいものです。