私はだんご3兄弟の長男です。
で、下の弟もそれぞれが結婚して、家庭をもってます。
私は工務店と宿泊業の2足のわらじをはき、下の弟が、今宿泊業を手伝ってくれているのですが、実質的に年中無休状態になってしまいました。
ゴールデンウィークに奇跡的に、兄弟とその家族全員揃うことができそうだったので、オール西村家で集うことになり、山でデイキャンプを楽しもうと画策。
ところが、真ん中の弟夫婦が食あたりなのか、体調の不良で、寝込んでしまうという事態。
こうして、オール西村家、全員がそろってすごすまたとない機会はあえなく撃沈してしまいました…
子どもが大きくなってくると、またそれぞれが別のステージを歩み始めるでしょうし、それぞれの奥さんだって、親兄弟姉妹がいるわけで、こちら側の都合ばかりにはなるはずもありません。
もうそうなると次に顔を合わす機会は、法事ぐらいしかないのかもしれませんね。
やはり、同じDNAをもった兄弟たちは憎たらしいなと思うときもしばしばだけど、もっとも信頼できる人間の一人です。
しかし、こういう機会は意識してつくらないと、そう簡単に実現できるものでもありません。
父母も、だんだんと年老いてきて、外に出かけることも難しくなってくると、こういう機会を大切にしなきゃなーと思う今日この頃です。
ご近所に住むある方は、毎年、田植え稲刈りをオールファミリーでやることを強制しているそうで、先日もゴールデンウィーク期間にいち早く田植えを済ませておられました。
ですが、その強制力がある意味、家族親族の絆をいつまでも保ち続けておられるのだろうと思います。
今は、親と子の家族のごく限られたものを重要とする時代になりつつありますが、昔ながらの親族のつきあいというのも、けっして無下にしてはならないのではないかと思っているところです。