よわい45になっても、勉強し続けなくてはいけないことがたくさんあります。
ちょっと気になることがあって、息子の中学の教科書を借りてみましたが、私が知りたかったことが理解できて、
おっ!教科書ってすごいな
って改めて感心しました。
建設関係の仕事をしていると、構造計算などをしないといけないような場面もあったりすると、それは物理の授業で習ったようなことの延長だったりしますし、実のところ、やはり学校で学んできたことというのは意味のあることだったんだなぁというのは今になって思うことです。
で、ふと考えてみたのですが、こどものときって、勉強することが彼らの使命ではあるものの、その学んだことがどう社会の役にたっているのかということをリアルに感じ取れないから、勉強に身が入らなかったり、最後まで取り組めなかったりするのではないかと思います。
人間やはり必要に迫られると、やるべきことはできてしまうわけだし、逆に使わない知識はどんどんと忘れ去られていくということなんだと思います。
今、子供を傍らでみていると、山のようにでてくる宿題などに、すんなりマジメにとりくむわけもなく、やっぱり遊んだりすることに興味は移ってしまいます。
そこで、大人は無理やりにでも勉強をさせようと試みたりするわけですが、やはりそれがどういうことにつながるのかということのリアリティをもたせてあげることこそ大人がしてあげなくてはいけないことなのかなぁと思います。
中学や高校では、より上のランクを目指してみんながんばらせるだけど、そもそも、そういう学びがどう役にたつのかということを大人はちゃんと教えていないと思います。
大学に行くにしても、そこで何を得て、どう自分の人生、特に仕事に結びついていくのか…ということがまったく足りていないような気がします。
働き始めると、自分の知識のなさにときどき辟易したりすることがありますが、むしろそういう気持ちになったときにこそ、学べばすごく頭のなかに入り込んできます。
そういうことをもっと意識しないといけませんね