仕事がら、お客様から、おうちのトラブルなどで呼ばれることが多々あります。
もちろん、私自身は、何の技術ももたないので、最終的にそれぞれの専門業者や、うちのスタッフにお願いすることは多いのですが、問題解決の責任だけは放棄せず、最後まで完結するよう導くようにはしなければいけないと肝に銘じています。
そういうとき
『やはり経験は大切だなぁ』
としみじみ思います。
経験の蓄積があることで、自分の引き出しが増え、それは自信につながっていくからです。
最近では、何かモノを所有することも、実のところは経験の蓄積に他ならないのではないか…と思っています。
例えば、高級車を購入することそのことはモノを所有することです。ですが、そういう高級車に乗る経験を重ねることで、他の人とは異なる何かが蓄積していくわけですね。
上質なインテリアに触れることかもしれないし、加速感かもしれません。とにかく他の人と異なる『何か』を経験することで、それが何かに役にたつかどうかはさておき、引き出しを増やすことはできます。
昔、創造性とは、あるものとあるものの掛け合わせだと聞いたことがあります。
もし、1つの経経験しかなかったら、掛け合わせのしようもありませんが、2つあれば、2×2の4とおり、3つあれば9とおりと、もてばもつほどに加速度的に引き出しをふやしていけるわけですね。
それがまたさらに、別の経験をよびおこすことになり、気が付けば圧倒的な差になっています。
私たちは、特別なことをしなければ『経験』したと思わない節がありますが、日常の生活はまさに経験そのものです。
ルーティンのようなコトも、経験には違いありません。
要するところ意識の問題なのだと思います。
自分が今経験していることが財産なのだと思えば、それはあとでどんなに場面でどう役にたつかわかりません。
経験は財産。
今日の日常も大切な経験の一日です。