今さら…
なんですが、最近になって、少しだけ、グーグルの音声検索機能を使うようになりました。
私の場合、まだまだ入力の主流は、タイプです。
グーグルの音声検索では、かなり正確に聞き取ってくれて、的確に欲しい情報を検索してくれています。
シンギュラリティ…っていうんですかね?何年後か先には、コンピュータ技術の発達で、人間の世界を機械が超越する時代がやってくるといわれているわけですが、グーグル検索を前にすると、ひょっとしたら現実にそうなってしまうのではと思ってしまいます。
ただ、まだ特定の言葉を検索するということはできても、まだまだやってほしいことを汲み取って何かをするということはできないようです。
この前もちょっと両手がふさがっていたので、
『今から僕が言うことをタイプして』
って言ってみたけど、『今から僕が言うことをタイプして』と検索の方に走って言ってしまい、結局、手を止めて、タイプするしかありませんでした。
こんなこともいずれ、機械はそれを把握して、勝手にやってくれるような時代になるんでしょうか?
コンピュータの発展によって、多くの仕事が失われるといいます。
確かに、何かを調べたり、規則にしたがって並べ替えたりと言ったようなことはコンピュータがもっとも得意にしていることで、そんな機能の発達で、業務改善もどんどんと進んできました。
ただ、どう感じるのか、相手が本当に何を望んでいるのかを慮ることは、まだまだ人の力には及んでいかないようです。
人の偉大な力はやはり創造するということにあるようです。
創造性を養うということは、これは一筋にはいかないことです。
そして、それは多くの経験によってもたらされるものでもあります。
機械が進展した時代の中で、人がこれからも活躍できるためには、普段から人らしい行動の積み重ねでしかありません。
今、もし私たち自身が、機械的にことをなしていることがあるのなら、その部分を手放して、もっと人らしいことに時間を使っていかないと、いずれこの世の中から必要とされない人になっていくかもしれません。
人としての魅力を、もっともっと高めるようにしていきたいものです。