昨日、長男は、県の中学校スキー大会から帰ってきました…
彼が、目標としている全国大会の切符を手に入れることはできませんでした。
私自身もスキーをずっと続けてきましたが、中学の時に初めて全国大会への出場権を手に入れ、実際に全国の舞台で戦ったときが自分の中の人生の大きなターニングポイントでした。
私自身のマインドが大きな変化をおこしました。
より高いところを目指したい、より大きな視野を広げたい、そんな欲望がものすごくでて、それから、また同じような舞台に立てることを夢見てがむしゃらにがんばることができました。
だから、息子にもそんな経験をぜひしてほしかった…。
先生にお聞きすると、レースが終わったあと、息子は悔し涙を流していたらしく、それを聞くと、今日にいたるまでの取り組みに、親として、何もできなかったことにただただ反省をするばかりでした。
夢を実現するために、一人でできることはたかが知れてます。
夢を共有し、いっしょに歩む人がおおければ多いほど、その実現に大きく近づけると思います。
もっとも、身近な応援者である私が、彼の夢にコミットできなかったことは親としても恥ずかしいかぎりです。
しかし、もう失った日を取り戻すことなどできませんが、これから先に、まだまだできることがあります。
過去を振り返るよりも、未来に向かってどれだけの応援ができるのかもう一度考えてみたいと思います。
レースは終わりましたが、彼自身のスキー人生はまだまだ長いものです。
ただ、今は彼なりに今日まで全力を出し切ったとは思うので、それはそれで本当によくがんばったと思います。
度は一緒に喜びが分かち合えるよう、私自身も、もう一回り大きな父親になれるよう努力していきたいと思います。