日曜日の呪縛から解き放たれる | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

先日出ていたニュースを見て感じたことを書きます。

百貨店の売り上げがどんどんと下がっていると聞きます。

 

私個人もそうなのですが、モノの購入がネットにかなり偏るようになって、そういう場所で買う人が減っているからだろうとおもいます。

 

ただ、私は百貨店は物を買う場所ではなく、今も昔も、人が夢見る場所だと思っています。

 

きらびやかなに飾られたディスプレイや店舗を歩きながら、自分が理想とする生活ってこういうことなのなかなぁってイメージしながら歩く…

 

あるいは、その場所に行くことで生活のシーンが華やいだものになっていく…

 

それが百貨店というものであろうと思います。

 

だから、世の中の多くがお正月休みを迎えている中で、そういう機会がなくなろうとしていたというのは、果たして商売としてありなのかなぁと思ったりしていました。

 

物を買うたけのためなら、もう百貨店の存在は不要だと思います。

だけれど、そうではない何かがリアルな店舗がそこにある意味なのかなぁと私は思うのです。

 

従業員さんの休日の確保の問題もあったのだろうと思います。

そうやって休日を確保しないと、人がどんどんやめていく。新たな人が雇用できない…。

 

しかし、こうも思ったりします。お役所や、一般的な企業は日曜日が休みなので、世の中が一斉に休みます。

 

サービス業と言われるものは逆にそこを稼ぐ日として、平日の真ん中に休みがあります。

 

もちろん公立の学校は土日が休みだから、子どもたちといっしょにすごすためには、やはり同様の動きをせざるを得ないという事情もあるでしょう。

 

しかし休みをほんとうにのんびりすごすのなら、あえて日曜日をずらして、ど平日に休みをとるほうが、いろいろなものも安かったりして案外いいかもしれません。

 

ちょっとひまな時期に、どんと休みをとれるようになればいいんです。

 

今、有給休暇の問題も含め、休日日数の確保の問題が叫ばれています。ですが、この世の中が『日曜日』の呪縛から解き放たれると、また社会はちがったものになるのではないかなぁと思います。

 

…という自分自身が一番その呪縛にとらわれているのですがね…