選挙が終わっても選挙ネタです(笑)
タイトルだけを見れば、選挙を否定するかのように受け取られるかもしれませんが、それは違います。
ちょうど選挙期間中、とあるタレントが堂々と
『俺は選挙いかない』
というコメントでずいぶん炎上してたみたいですが、人類の歴史の中で、選挙権を獲得するために命がけで戦ってきているし、今でも独裁的な政治を行っていて、国民が虐げられているところもあることを考えると、堂々と『行きません』ということを、言ってしまう人の言葉は、そういう先人のたゆまぬ努力を踏みにじるものです。
だけれど、国民一人一人が平等に与えられている権利を行使する、つまり選挙に行けば、それでOKというものでもありません。
より良き社会を作るために、自分がこうありたいと願って投票しても、それだけで物事が動くほど世の中は、甘くないことを、いやというほど思い知らされて、そして、国民はそのたびに失望してきました。
一人一人には次の世代へつなぐための大きな責任があり、社会をよりよくしたいという思いを他の人と共有し育てて行く必要があります。
そうやってムーブメントなりを作っていくから、風が吹き、事態は動いていくのです。
立憲民主党の枝野さんは、しきりに
『草の根民主主義』
を唱えられておりました。
私も『その部分』については大いに共感できます(笑)
ただ選挙に行けば、あとは政治家のみなさんおよろしくね…という時代ではないのです。
今ちょうど選挙総括をやっているようなところですけど、単なる評論に終わるのではなく、一票に投じた思いを、自分の身の回りでも行動や努力をしての民主主義ではないかと思います。
多様性がキーワードになってきている今、この指とまれだけではなかなか物事は動きません。
リーダーは決めるけれども、任せきりにしない、自らが動く…
それが21世紀の民主主義ではないか…
私はそんなふうに考えています。