齢40も超えてくると、少なからずとも、多くの経験をし、多くの知識を得てきます。
先日、ある本を読んでいて、『はっ』と気づきました。
『人は、何かが足りないからと、さらに多くのものを得ようとします、ですが、今大事なのは、何を捨てていくかということです。』
あれも大事、これも大事、世の中には大事なことだらけです。
しかし、一人の人間ができることなどたかが知れているし、1の力を100に振り向けるよりも、100の力を1のものに集約するほうが世の中にとってはいいかもしれません。
足るを知るを自覚し、一つ一つ剥ぎ取り、捨てて、コアな部分だけを持つ。
そういう生き方が、おっさんには必要な時代なのでしょう。
情報過多の時代には、何はなくともさまざまなものが飛び込んできます。
シャットアウトするのではなくて、軽く流して、必要なことだけに集中する。
できるようで、できませんが、それがこれからの時代を生きていく知恵なのだろうと思ったしだいです。
うむ。