任期 | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

 

 
今日の新聞では、某国のトップがさらに任期を延長できるような体制を整えるという記事が出ていました。
 
ここのところ、トップの任期の延長の話は、某国に限らず取りざたされていますね。
 
私が思うに、米国大統領任期の2期8年が限度というのはよくできた制度で、一人が強大な権力を握れる任期はそれぐらいが限度ではないでしょうか?
 
権力を有したものは、その力をうまく使って、さまざまなものを統治し、意思決定を行っていきます。
 
しかし、ある一定期間を過ぎると、その力を過度に使うようになってきます。すると、本来であれば、組織というのは、トップの統治があったにせよ、組織全体が自由闊達な意見が飛び交っていくことで活性化するのに、硬直した組織になりがちです。
 
またどんなに優秀なリーダーも必ず引退をしなくてはなりません。強大な権力を有して新しいリーダーに引き継いだとたんに、能力がガタンとさがることはよくあることです。
 
ですから、リーダーは組織のトップになった瞬間から、次のリーダーの模索をして、次のリーダーへのバトンを渡さなくてはいけないし、また次のリーダーとなりうる人も、その準備をしておかねばなりません。
 
そういうものの時間軸は、長すぎず、短すぎず頃合いといものがあって、それが長くて8年だと思うのです。
 
国のトップにして、そのような状況ですから、我々凡人も、そこのところをよくよく認識してことに当たらねばなりません。
 
自戒をこめて…。