丁寧な暮らし | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

 

 
今朝も早起きをして、朝の散歩に出かけてみました。
身体がそのリズムに慣れてきたのと、ずいぶんと朝の時間が早くから明るくなったこともあります。
 
やはり、惰眠をむさぼるのは極上の喜びでもあり、なかなかふとんから出られないところなのですが、なんとかつづけられたらなぁと思うところです。
 
いつもスマホ片手に農道に繰り出し、気になった花や風景を、パチリパチリと撮ったりしています。
 
毎年楽しみにしているニリンソウの花もようやくつぼみが膨らんで、見頃は5月連休ごろでしょうか?
 
この写真の場所は、ニリンソウが咲いたあと、気温があがってくると一機にシャクがはびこっていきます。
 
なので、早春の山野草はその隙間を狙って、ひっそりと次の世代への引継ぎを行うのですね。
 
『生き方』について、ときどき考えることがあります。
普段、私は金儲けに精を出し、欲望に生きています。
まあほんとに私利私欲の塊なのだと自分でも思います。
 
だけど、金を稼いだ先の生き方についてはあまり深く考えることがないような気がします。
 
朝起きて、顔を洗い、飯をむさぼり、あわてて会社に出かけていきます。
 
おそらく、仕事をしている人なら、そのプロセスそのものはそう大きくは変わらないはずです。
 
しかし、その中に、豊かな生活と、そうでない生活があることも事実です。
 
こうやって朝の散歩をするのに、お金は必要ありません。
自分が意識をすれば、花を買ってきて、家の花瓶に飾らなくとも、野の花の移ろいを楽しむことができます。
 
朝食も、生きていくためのカロリーを摂取するだけでなく、ゆっくりと味わい、お米一粒一粒の甘みを感じ、田畑の風景や、稲そのものが生命体であり日々成長することを想像することができます。
 
また、今日一日について家族と語らい、希望にあふれる会話もできます。
 
『丁寧に暮らす』ということを意識すれば、繰り返される一日が、単なるルーティンの一日でなく、特別な一日に変えることができるわけですよね…
 
朝刊を呼んでいると『丁寧な暮らし』というフレーズが目に飛び込んできて、強烈に私の心に突き刺さりました。
 
意識すれば今からでも、変えられるんですよね。