小さな世界マチ | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

 

今日はガクさんのfacebookからインスパイアされて記事書きます。

私もちょっと、一連の記事読んで、なんか胸が熱くなりました。

 

豊岡の市政運営に関して、賛否いろいろあります。

私自身は、とてもすばらしい取り組みをたくさんされているマチだなって思っています。

いつも思うのは、市長が『小さな世界都市』というフレーズを使うこと。

 

私は、香美町について、時々自虐的に使うことはあるけれど、他の地域に比べて劣っていると思うことはありません。(以前はちょっと思っていたかもしれませんが…)

 

それは何をもって、劣っているのかという尺度の違いだと思うからです。電車やバスなどの都市交通や、ショッピングなど買い物ができる場所は限られているので、そういう視点でみれば劣っているとみえるかもしれません。

 

しかし、『食料』を調達するという意味では、何より自分たちが自らが作っているということに勝る安心はないし、自然環境においては、都会の比ではありません。

 

劣っているものもあるかもしれないけれど、勝っているものがある…

それは、その人が何にフォーカスするのかによって違います。

 

住んでいる人が自分たちのマチに誇りをもっているのか…ここに関しては、絶対的優劣が存在すると思います。

 

私も自分の経験でしかありませんが、ホウボウ出かけたり、見聞きしたりする中で、自分たちより人口的には小さくても、世界に誇るべき場所だ!と言っているムラやマチをたくさん知っていて、それらから比べると

 

あー負けてるー

 

って思うことがあります。

 

豊岡も『小さな世界都市』を目指しているというその心意気では、残念ながら、うちのマチは負けていると言わざるを得ません。

 

本来的には勝った負けたということではないけれど、ただ、やっぱり人は自分が誇るべきものは積極的に他にアピールしたいし、そういう発信力は持つべきです。

 

特に若者がどこに目線を向けられるようにしているのか?ということについては、私は世界に目を向けられる地域であってほしいと願っています。

 

世界一を目指すんだ!という視点は、若者に夢や希望を与えます。

だって、サッカーの世界だって、野球の世界だって、兵庫一になるんだ!っていうのと、ワールドカップで優勝するんだ!っていう視点のどっちが夢があるんだって、言わずもがなです。

 

私の理想は、世界を目指すなら自分のマチだろ?って若者が思うことです。

『大阪に出てみた、東京にでてみた、だけど、やっぱり自分が夢をかなえるには、この町でがんばるほうが夢がかなえられる』

 

そんなまちであれば、若者はここから離れないし、他のところからも吸引できるでしょ。

 

ちょっと、今日は大風呂敷をひろげちゃいました…でも、本気でそう思っています。