
アルペンスキーってよくよく考えてみると、とても不思議な競技です。
コースは、ゲレンデを使用するので、選手が滑ってくると、コースが掘れてきます。
なので、そのコースができるだけ最初と最後の選手に不公平がないように、コース係と呼ばれる、削れた雪を均したりする役割があります。
このコース係がいかに活躍するかによって、レースの品質も決まってきます。
陸上や、バレーバスケなど、他の競技は、使う場所の条件が日々変わるということはないですが、スキー競技だけはそういうことがあるわけです。
すべての選手が同じ条件になるよう、裏方が協力してコースを設営していくので、選手の立場からすれば、準備させていただいたコースを「滑らせていただく」という気持ちだし、選手と役員が一体化するような感覚があり、それはほんとに独特なものです。
「今日はいい大会だったね」っていう場合、普通は、選手同士の戦いによって決まるものですが、スキーの場合は、役員、選手すべてが協力しあってできたときに、「いい大会だったね」になるんですね!
昨日は、そういう意味においても、いい大会だった!と思います。
選手、役員、保護者、コーチ…
みんなお疲れ様でした!