トランプさんに思う | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

新しい大統領に就任して、何かと紙面をにぎわしています。
 
移民入国を拒否するとかいった行動に批判が集中しているわけですが、規模こそ違えど、田舎の町も、オープンにせず閉鎖的な行動をとっているところは変わらないなと感じています。
 
成長している田舎は、人の流れをオープンにしています。
自分たちとは文化や、育った環境など異なった新しい人を受け入れ、新しい価値を創造して切り開いてきています。
 
いやま過疎地域の模範ともいうべき、海士町や、神山町などは、そうやってトップランナーとして君臨しています。
 
それとは真逆な行動をとっているところほど、過疎化に苦しんでいるように思います。
 
そう考えると、成長するということは、ある意味多様性を形成する、多様な文化を受け入れることもいえるのではないでしょうか?
 
先日、東京に行ってきました。
そこで感じたのは、日本の中心地では外国人がその辺りを闊歩するのはもう当たり前の姿であり、まわりの人もそれに驚くふうでもなく、当たり前の状況として受け入れているように感じ、またそれがふつうにマチになじんでもいました。
 
案外そんなものなのかもしれません。
田舎も、戦々恐々と構えているのは、地元で我を張っている人間だけで、普通の人には、慣れればごく普通の状況としてとらえ、何ら変わらない日常が繰り広げられることなのでしょう。
 
トランプさんをうんぬんいう前に、やはり私たちは、自分の足元もみてみるべきですね。