住んでよし、訪れてよし | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

1月10日の今日だと、毎年だいたい10日ぐらい雪上に立っているものですが、今年は日数も少なく、かつ時間も少ない状況です。

 

今年、いろいろ事情があって、スキーを履く機会が減ってしまっていて、どうやら、そこらあたりから、私自身のストレスというか、そういうものが募ってきているように思います…。

 

私はハチ北が大好きです。それはやはりホームグランドとしてスキーにうちこんできたにほかなりません。それが高じて、夏もしょっちゅう山頂にトレランをしにあがってますし、花の名前を少しでも覚えようとか、きのこがあの辺で出るよねとか、どんどんそんな気持ちが膨らんできていて、ハチ北に住んでいる人はみんなそうなんだろうけど、

 

『私こそが最もハチ北を愛している人間なのだ!』

って思っていると思います。

 

最近、観光に関してのブログ記事が多いですが、それは地域がどうしたら再生できるのかという手段として観光をとらえていることもありますが、根本的には、自分たちが、いかにこの地域に暮らすのかということを考えていかなければいけないからです。

 

人は、安らぎのある美しい場所で暮らしたいと思います。

それが、他所にあるのではなく、地元であればそんなにありがたいことはありません。

 

それは、勝手にはできません。暮らす人一人ひとりが、努力してそういうものを培っていくものです。

 

自分自身が、ここにいていいなーと思わない限り、人にそれをおすすめすることなんてできないと思います。

 

QOL(Quality Of Life)と最近言われます。

 

時には、自己を犠牲にして、相手を喜ばせることもあるかもしれませんが、根本的には、自分自身の生活の質をあげて、そこに相手にも共感していただくってことが実は必要だと思います。

 

おそらく、どっちが上とかではなくて、それは車の両輪のごとく、同時にあげていくものなのでしょう。

 

自分自身も幸せも感じないと、真の観光地としてはなりたたないのだろうと思う今日このごろです。