2017年を迎え、心機一転、新しいことにチャレンジしようと考えている人は多いと思います。
私自身、いろいろやりすぎて、収拾がつかないことも多いのですが、やはり論ずるより一の行動から得ることのほうが多いから、失敗を恐れずに攻めることが大事だと思っています。
昨年、熟考したわけではありませんでしたが、ジビエワークショップという鹿を使ったイベントを断行(←ちょっとおおげさかな)しました。
やることは決めて向かったものの、果たして人は集まるのか…、うまくできるのか…、誰をパートナーに迎えるのか…課題はいろいろあって、日にちは迫るし、何もできていないし…
準備不十分で、イベントを中止することも正直考えました。
一番リスクを冒さないことは、何もやらないことです。
しかし、今やらないと、きっと後悔するし、もう途中で走ってしまった以上後戻りすることも、それなりのリスクがありました。
だから、さまざまな批判も覚悟で『えいやー』ってやってしまいました。
参加者のかたにはそれなりに満足はしていただくことはできたと思いますが、事業収支は赤字でした。
やはり、イベントで持ち出してやったことは決して成功とはいえません。
もちろん赤になった分は、自分たちの資金から補てんしないといけないので、さらに辛さが増します。
ですが、やったことで、さまざまなものも同時に得ることができました。
何より、『実施した』という経験値は、何にも勝る財産です。
まあ、これがこのままで終わったら、本当に失敗でしかありません。この経験をどこかで活かすことができれば、授業料としては安いものです。(と自分に言い聞かせております…)
失敗の本質をとらえ、一生懸命考え、行動すること。
百聞は一見にしかず、百閒は一行にしかず。
行動することでしか見えないものは多いのではないでしょうか。