この年末年始は、我が家の民宿のお手伝いをするのが、私の年中行事で、お客様がいらっしゃる正月こそが我が家の正しい過ごし方です。
年末に間一髪の降雪があって、なんとかスキー場も、多くのところが営業ができるようになりました。
わずか3か月あまりのスキーシーズンの中での貴重な年末年始休暇にスキー場が営業できるか否かというのは、本当に大きく影響しますから、関係者としては、まずはホッとしているところがあるのではないでしょうか?
まだ、スキー場全体の入込数は把握しきれていないところがありますが、どうやら、我がホームゲレンデのハチ北は、この年末年始は、多くのお客様でにぎわっているようです。
それもこれも、他のスキー場ではスキーが十分にできないから、こちらに来ていただいただけであって、これをこの地域の実力だと思うには、勘違いも甚だしいです。
もちろん、立地戦略というか、どういうロケーションにスキー場を構えるかというのはとても重要だと思いますが、それによる集客と、本当にいいサービスを提供して来ていただいているというのは全く異なるわけです。
昨年、過去に類をみない、最悪のシーズンをすごしたにも関わらず、『のど元すぎれば熱さを忘れる』のことわざなのか、あれから、私たちは、サービスを見直し、雪が降らなくても来てくれるようなサービスを磨いてきたのか?と自問しますが、まだまだできていないことのほうが多いです。
プロモーションや、マーケティングはばっちり!と思ってしまっているようであれば、一揆に落ちてしまいます。
世間一般のサービスレベルにはほど遠いことを自覚して、愚直にサービスを磨き上げていかなくてはいけません。
まだまだシーズン序盤ですで、このシーズンがどうなるのかなどとは予想もつかないですが、去年のことをしっかりと頭に刻んで、目の前にいらっしゃるお客様に真摯にむきあっていきたいものです。