皆さま、明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
月並みな、ごあいさつから始める2017年ですが、みなさんは、さて、どんな年にしていきますか?
私自身の使命は、この地域を少しでもよくして、『あーここに生まれ育って幸せだなーっ』て思える瞬間を少しでも多くふやしていくことだと考えています。
最近では、そのことばっかり思っています。
しかし、それに反比例するように、地域の疲弊は年々加速しているように感じます。
一人の経営者として、自分の会社の経営をよくしていきたいと常に考えてきました。
それはやはり突き詰めていくと、売り上げを拡大し、利益を増大させていくことです。
しかし、売り上げを伸ばす先には、当たり前ですが、お客様があります。
どうでしょう?
昨年一年で、うちの町で何件新築したのでしょうか?
我が会社の恥をさらすようなことですが、去年、地元で新築に携わるということは一切ありませんでした。
では、地元の他の工務店が新築したか?と言っても、ほとんどなかったように思います。
本来地域から仕事をいただいて、なりたつ私たちなのに、地域に仕事がそれほどなかったように思います。
つまるところ、地元が疲弊しているということです。
地元が力を蓄えないと、我々のような業界は、仕事が成り立たないのです。
となれば、他の地域にも出ていくか、地元自身の力をつけるようにしなくてはなりません。
正直、私の会社、他の地域にどんどんでています。しかしその本流は、地元が力をつけていくところです。
それは、新たな顧客を獲得するということもあるのですが、とにかく地元の企業のがんばりがないことには、私たちの仕事に結びつかないのです。
となれば、なんとか地域に力が発揮できるようなことを考えていくしかありません。
いままで培ってきた、そういった経験をフルに活かして、とにかく地域に元気をとりもどすこと。
これしかありません。
もちろん、そうはいっても私一人でできることは限られます。
多くの皆さまと夢を語り合いながら、なんとか地域で夢を語り、それにむけて邁進できるよう努力していくしかありません。
振り替えれば、私自身もよわい43を迎え、一般的な人生の半分はすぎてしまいました。
一日を大切にして、必ず希望を持てる地域への再生に尽力してまいります。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。