ある時代に一世を風靡すると、それがあたかも永遠に続くかのような錯覚に陥ることがあります。
世の中は常に変化し続けているから、今日、正しいと思ったことが明日は、間違ったことになるということはよくあることです。
若い世代と、そうでない世代では、生まれ育った環境がまるで違うし、まったく別の感覚をもちあわせているわけです。
私自身は、年齢的には中堅の部類に入り、今こそが自分の時代だとは思っていても、5年もたてばやはり次の世代が台頭してきているわけで、プライドを脱ぎ捨て、若い世代の動きを注視し、それにあわせていくことが必要です。
僕も先輩世代の人たちのことはずいぶんと批判もしてきたけれど、よくよく考えてみれば、20代の若者からずっとおっさんなわけで、自分たちの我を通していれば、いつの間にやら自分たちもボスキャラのごとくふるまってしまうことがたくさんあるわけで、もっと謙虚に生きていかねばならないなーと。
自分では気づかないんですよね。
でも、妻がしれーっと
「あんたも相当ボスキャラやで…」
って言われてハッと気づくのですが、きっと、1日2日もたつとまた忘れて、40代のしょーもないおっさんを演じているのだと思います。
十分気をつけないといけませんね。
自戒、自戒。