カジノ法案が、今国会で成立する見通しだとの記事が掲載されておりました。
私自身が、パチンコや競馬などなど、そういったものにまったく興味が湧いてきません。
以前、業界の旅行で、マカオに行きましたが、ちょっとだけゲームをやってみましたが、全然おもしろくありませんで、わたしにとってはマカオはあまり魅力的な地域とはいいがたかったのですが、GDPの大きさとか、それによって地域にお金や人がたくさんあって、まちづくりが推進されていることを考えると、まったく無視できない問題なのでしょう。
私自身は、カジノ法案には、消極的ですが、日本全体がそのような国家を目指すわけではなく、国の中でもある特定の地域を決めて、そういう場所を建設したりするのであれば、日本の中にもギャンブルが好きな人は大勢いて、インバウンド推進にもつながるのであれば、それもありなのだろうと思います。
ただ、私たちのすんでいる地域はその真逆なスローな社会の中でなりたっている地域ですので、それをもっと極めていくことに力を注ぐべきです。
世界からみて、日本はどのような地域に見えるのかはわかりませんが、少なくとも世界第3位の経済大国であることからすると、「ジパング=黄金の国」という印象はあるんではないかと思うし、日本すべてが東京や大阪のような国だと思っている人もずいぶんでしょうから、まったく真逆な日本もまた日本なのだということを理解してもらいたいものです。
「里山」という言葉は、いまや世界では「SATOYAMA」という共通語として語られるようになったと言います。
つまりは、自然と人とが共生する理想的な社会のことを指すようで、その世界共通語の「SATOYAMA」にふさわしい理想の国が日本にあるのだ!ということを示していきたいものです。
カジノ法案が成立して、地域が翻弄されることがないよう、私たちは自分たちの足元をしっかりと固めるだけですね。