50年を経ても守るべきもの | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

この夏に、ハチ北観光協会、設立50周年の記念行事を実施しました。

 

ハチ北観光協会は、社団法人格をもっている登記された組織です。

正式には、「一般社団法人 ハチ北高原自然協会」といいます。

 

発足当初は瀞川平自然協会という組織名だったそうですが、鉢伏山の北側である私たちの村に、ハチ北スキー場がオープンして名称変更、15年ぐらい前だったでしょうか?社団法人格を取得しました。(当時は、有限責任中間法人という法人格で、公益法人改革で変更となりました)

 

最近ではハチ北観光協会を通称名にして、運営をしています。

以前、ハチ北高原自然協会と名乗ると、環境保全の団体か?とよく聞かれましたが、実質的な業務として、観光事業の運営をやっているので、一般の人にはそちらのほうが分かりやすいだろうということでそのようにしています。

 

ただ、地元の中では、自然協会という名前でずっときていますから、そちらに愛着もあります。

 

社団法人格をつくった当時、組織の目的を定めなくてはいけなかったのですが、当初の規約を引っ張り出して、検討をしたことを覚えています。

 

「本会は、ハチ北高原の大自然を活用するとともに、健全なナチュラリストを育成し、社員相互の親睦を図り、その社会的活動を支援することを目的とする」

 

このフレーズは50年前そのままのものを引用したと記憶しています。

 

観光事業はあくまで目的達成のための一つの手段にすぎません。

 

はて、健全なるナチュラリストが、私たちの活動を通じて、多く育てることができたのだろうか…

 

今一度、確認する必要があります。

 

時代は変化し続けています。しかし、変えてはいけないものがあります。

時代に翻弄されることなく、しっかりと前を見据えて、一歩一歩歩んでいかなくてはいけません。