反対意見は常に存在する。 | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。


 

ものごとを進めていくのに、全員賛成なほど危険なものはないとよく言われます。

確かに国をみても、北朝鮮などはその典型で、一人の独裁者がいて、それによって、反対の声も弾圧される世の中は、まっとうな世界ではありません。

 

かといって賛成ばかりでハイハイと何事も決まるような社会も、それは無気力な烏合の衆の集まりなのであって、さまざまな議論をぶつけあい、お互いの主義主張を述べあい、その中から融合されたより望ましい形に修正されていくというのが、実は本来の民主主義なので、むしろ反対意見が自由闊達に出される社会というのは、実はとてもすばらしい世の中なのだということを認識しないといけません。

 

だから、リーダーは常に自分にとって都合の悪い意見に素直に耳を傾ける度量の大きさが必要なのです。

 

そりゃー、自分にとって都合の悪いことを言われるのは面白くないし、時にカッとなったりもします。

 

まあ、単なる批判に終始して、建設的な意見を述べないというのも問題はあるとは思いますが、それでもそういう声がなぜおきているのか、その元をさぐって、考えていくことは必要です。

 

いま、アメリカの選挙が終わり、ある意味世の中は混乱している状況です。

日本も少なからぬ動揺があります。

 

ですが、その動揺を浮き彫りにさせているのは、日本自身がまだまだ自立できていないことの表れなのであろうし、そういう課題が明確になったということは、その点ではありがたいのであって、その中から、もっと自分たちが何をしなくてはいけないのかということをしっかりと考えてより、高い世論の形成を導いていくことが私たち一人一人にも責任があると思います。