本物の空はどこにあるか? | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。


 

「智恵子は東京に空が無いという
ほんとの空が見たいという
私は驚いて空を見る
桜若葉の間に在るのは
切っても切れない
むかしなじみのきれいな空だ
どんよりけむる地平のぼかしは
うすもも色の朝のしめりだ
智恵子は遠くを見ながら言う
阿多多羅山の山の上に
毎日出ている青い空が
智恵子のほんとの空だという
あどけない空の話である。」

(高村高太郎 智恵子抄より)

 

ふと、教科書で習ったあの詩のことが頭をよぎりました。

 

誰の頭上にも同じ空があるはずだけど、本物の空とそうでない空があるわけです。

 

それはきっと、心構えが決めるんだと思います。

今日、私は、この空を見るために、早起きをし、そして空により近くなるところに移動してきました。

そこには絶景の空が広がっていました。

 

つまり、おんなじ空なのに、努力してみた空は特別だったわけです。

 

日常が非日常になる。

それは、自分の心が決めること。

 

私の頭上に広がる空は常に、特別な空でありたい。