多くの優れた経営者が、掃除の重要さについて説いています。
私自身、まだまだ道半ばですが、20年前に比べると、少しは掃除をできるようになったと自負しています。
業績のよい会社、事業所は間違いなく、整理整頓ができています。
例外はありません。
整理整頓は、人生の基本なのですね。
いくら、営業トークが上手でも、いくら企画力があっても、やっぱり整理整頓できない人は信頼されない。
優れた経営者が、新しい取引を始めるとき、まず真っ先にトイレを見に行くといいます。
トイレの状況を見れば、その会社が、いい会社かそうでないかすぐにわかるというわけです。
綺麗にするためには、まずは余計なものをもたないということですね。
余計なものをもたなければ、片付ける必要すらなくなる。
だから、そういう会社は、効率のよい経費の使い方をしているということでしょう。
そして、片付ける習慣がついているということは、プロジェクトの後始末がちゃんとできるということでしょう。
あるイベントがあるとします。イベントをやったら、さもそれで終わったような気になるけど、支払いなどの決算が必要だし、そのプロジェクトがどうだったか、検証し、次に活かせる。
整理整頓ができているということは、必要なモノが次にすぐに取り出せたりできるように、次のことが考えられているという象徴です。
仕事とは、あるプロジェクトをやって終わりではなく、それによって、必ず何か次があるわけです。
同種のプロジェクトでなくても、その経験値が、しっかりと整えられていれば、それは次に有効な資源として使える。
そうやって、成果を上げる人はどんどん先をはしっていく。そういうことなんでしょう。
やっぱり、掃除は奥が深い。
まだまだ道半ばです。がんばります。