私は、人が反省をするにも能力があると思っています。
おそらく、世界のトップに立てばたつほど、その反省力は、強いはずです。
例えば、イチロ―選手。
あれだけトップにたちながら、驕ることなく、常に自分のプレーについて考えていて、何本ヒットを飛ばそうとも浮かれたところをみたことがほとんどないです。
そういう姿をみて、もっと喜んだらいいのに…って思うファンは多いと思うのですが、彼はやはりあくなき自分の理想に向けて追い求めているから、満足していないと思うんです。
というか、満足した時点で自分の成長はないのですよね。
もちろん、肉体的には、40を超えれば衰えてくるわけで、全盛がいつだったのかはわからないけど、それから比べれば絶対にパフォーマンスは落ちているはず。
だけれど、それを補う、もっといえば上回るための精神力、技術といったものは、何歳になっても高めることができる。
イチロー選手は、50歳までプレーし続けることにコミットメントしているようですね。
そういう姿からみると本当は日々顧みて、反省しなきゃいけないのは、我々凡人のはずなのに…、そういう反省すらできていない。
『反省だけなら、猿でもできる』という言葉がかつてはやったように、反省することぐらいは我々凡人にもできるはず。
反省力を高めて、そこに気づきがあれば、それはきっと次の成長の糧になる。
反省力をもっと磨こう!