講師を務めていただいた千春さんを、お送りする車の道すがら、いろいろなお話をさせていただく機会を得ました。
私が千春さんを知ったきっかけがなんだか、あんまり覚えてないけど、
TEDに出演していることを知って、オファーしてみると、なんとこっちに来てくれる!ってことになって実現したわけです。
今の暮らしのあれこれを聞かせていただきました。
特に印象的だったのは、シェアハウスに入退去するための、ルール。
来た時には、集落のみなさん全員に対してあいさつすること、集落のみなさんが集まる機会にしっかりとあいさつし、もしそれがかなわなければ、一件一件にごあいさつし、それでもかなわなければ、すべてのみなさんにお手紙を書く。
それがルールになっているんだとか。
田舎で生きていくには、田舎のルールがあります。
それを煩わしいと思う人もいます。実際煩わしい(笑)
地域の総事、つまりは奉仕作業のことですね、で草刈りをやったりする重要性も最初なんだかわからなかったけど、その意味を理解して、それをやらなければ、道路なんかが、根っこで崩壊したり、何より景観が守れないって重要性に気づいたんだそうです。
すっかり、田舎のおねーさんになってるじゃないかぁ!
って、そんな考えをお持ちだったことに、驚きでもあり、またうれしくもありました。
田舎が生きていくことは、とてもすばらしいと私も常々思っているけれど、単にそれだけは田舎では生きていけない、でもそれも含めて理解されている千春さんだからこそ、言葉に力があるんだな
そう確信しました。
ほんとに貴重な時間をすごさせていただいたことに、感謝感謝です!