ほとんど家事をしないもんで、奥様によく睨まれるので、ちょっとアイロンがけをしてみました。
娘の給食袋(っていうんでしたっけ?)をアイロンして折りたたんで、このあと、袋に入れて完成!
最近、とかく『稼ぐ』というキーワードで、なんとか地域が活性化できないものかとそんなことばかり考えているのだけれど、よくよく考えてみると、外国の富豪のように、ベビーシッターとか家政婦(←死語かな)というのか、ハウスサービスを頼んで、男も女もバリバリ働いているというのは、日本ではあまり聞かないですね。
もしかすると、私が知らないだけで、日本の富豪たちも、家事は、そういうところにお願いしている人が多いのかもしれないですが、おそらく、日本人は家事は基本的に家族がやるものとしている人が多いと思います。
今回、給食袋だけでなく、私が普段来ているYシャツもアイロンがけしましたが、当然のごとく、1枚を仕上げるのに、結構時間がかかります。なので、時間もお金なのだと考えると、そういうことはクリーニング業者にお願いするのが、筋なのかもしれません。
日本人の労働生産性の低さを指摘されることが多いですが、日本人の家事というものに対する考え方は、単なる『数ある家のこと』はとしてとらえてはいないですね。
なれない手つきで、私自身もアイロンがけをしたわけですが、単なる作業として行ったのではなく、それをやりながら、子どもの学校の様子に思いを馳せてみたりするわけです。だから、きっと多くの家庭で、それを家族の絆をはぐくむ、コミュニケーションの一つとしてとらえているところがあるのではないかと思います。
実際、洗濯洗剤なんかに登場するシーンは、単に洗浄力を宣伝するだけではなくて、親子が子供のことを気にかけたりするようなシーンが多いですよね。
コミュニケーションは、言葉としてお互いにかけあうだけでなく、以心伝心というのか、そういう行為を通じて、家族の幸せを願ったりする、心のコミュニケーションとしてとらえているのではないか?と思うのです。
とはいうものの、奥様に進んで手伝いますよ!とは決して言いませんけど…。
