昨日、勉強会がありました。
講師は、エッセンシャルエデュケーションセンターの田中社長。
『10年後には、今存在する仕事の49%は他にとって代わられてしまう』
との説明がありました。
電車の切符は、駅員さんが改札をしていたものが、今はカードをかざすだけになり、注文はネットで行うようになり、店舗を置く必要がなくなりました。
10年前を創造してみるに、携帯電話は存在してましたが、電話とe-mailができるぐらいで、アプリはついていなかったと思います。
まさか、当時、現在のような世界になるとは、創造していませんでした。
おそらく次の10年も、まったく創造できない世界が待っているに違いありません。
自分たちがしている仕事は社会にとって必要なことだと自負心を持って取り組んでいるけれど、さまざまな革命によって、それは機械にとって代わったり、まったく新しいサービスが席巻して必要でないものになっているかもしれないです。
もちろん、『今』は大事だから、その延長で、世の中に必要なことを考えていくことが大事だけれど、それ以上に必要なのは、まったく予期しない未来に機敏に対応できるだけの柔軟性、そして来たるべき未来を創造して、構築していく能力も必要になります。
そして、田中社長はこのようにおっしゃいました。
『人にしかできない』仕事は必ず残る。
ごくごく当たり前のフレーズだけど、その意味するところは、相当に深い。
IT革命、農業革命、産業革命、さまざまな革命が渦を巻いているけれど、そこを深く考察し実行する能力が今以上に求められるということですね。