顔がみえるブランド | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

この地域のブランドといえば、但馬牛、村岡米、美方大納言でしょうか?

 

他地域に比べて、優位性があることは間違いないのですが、但馬牛の生産者でも、常に上位にくる人もいるし、そうでない人もいます。いわゆる品質の下限値については、明確な基準値があるから、そこに乗っからないものは、そのブランドを名乗ることができないとしても、そのブランドの中でも品質に差があるわけですから、生産者の生産意欲を高めるためにも、がんばったら頑ばった分だけ高い評価をすることは絶対に必要だと思います。

 

一つは、生産者の顔が見えるようにすること。そうすることで、その農作物に責任を持てるようになると思います。

 

顔が見える仕組みは半面、常に競争の中にさらされるという一面もあり、中にはそういうことをよしとしない人もいると思います。

 

しかし、業界全体を引き上げていくためには、お互い、切磋琢磨することが大事なことは間違いありません。

 

サッカーなどの団体競技などをみていると、各国の代表に選ばれるために、チーム内での競争があります。

 

オリンピックは昨日終わりましたが、アメリカのバスケットボールとか、サッカーのブラジルとか、代表になるために、国内での熾烈な戦いを勝ち抜いて、代表になっていくことで、その代表の高さが維持させるわけですし、そういう強さがある競技での国としてのブランドになっています。

 

こういうことは何もスポーツの世界にかぎらず、あらゆる業界がそうでなくてはならないのだろうと思います。

 

田舎にいる私たちも、農産品であり、加工品であれ、消費していただくのは、私たちの外にいる人たちです。

その人たちは、全国や世界中から、優れたものを取り寄せ、常に比較し続けています。

 

だから、そういう人たちをここに引き寄せるためには、お互いにレベルの高い試合をやっていくことが必要なのです。