特に道具を使うスポーツの世界ではよくありがちなことなんですけど、スキーの業界にいると、用具に関してのレギュレーションがよく変更になります。
安全の面などもあるとは思うけど、オリンピックや、ワールドカップで自国の選手に有利なように仕向けているといったこともあるとは思います。
そんなとき、
「きたねーなー」
って思うことも、なきにしもあらずなのですが、私はそれも力、実力だと思うんです。
ルールをも変えてしまうような、組織力というか政治力を発揮できるのも、実力のうちだろうと…。
ルールをつくるにも、いろいろな力を発揮しなければなりません。
説得したり、数をそろえたり、あるいは、力ある人をつかったり、戦い方は種々あるのでしょうが、そういったロビー活動で自国の選手が有利になるようにしむけていくこと、これもまた戦いなわけです。
その戦いにも負けないような、さまざまな施策というものが必要です。
それをドロドロしたものだと言う人もいるけれど、そういうところから戦いというのははじまっているんですよね。
そういうものだと理解して、戦うしかないんじゃないかなぁと
そんなふうに思います。