JCや商工会青年部などのまちづくり団体は、よきにつけ、悪きにつけ、トップを1年か2年ぐらいで交代します。
これらの団体は、参画した一人ひとりのメンバーの資質向上も目的の一つであるので、さまざまな役職を経験させるためにあります。
当然トップが変われば、考え方も変わります。
これらの団体で苦手としていることは『継続する』ということ。
だから、こういう組織がやることは継続はしないものだと割り切ることがあってもいいと思います。
ただ、もし、継続して行う必要があるのであれば、それは実行委員会のような別組織をたちあげるとか、もっといえば、民間が引き受けてやってしまうということがあったっていい。
続けることの難しさの一つは、予算をどう確保していくかということ。
最初のうちは勢いでやり始めても、予算が確保できないと継続ができません。
となると、経営的視点で、集まった予算をプールし次に活かせるようにするということが重要です。
とかくお金のことばかり言ってしまうけど、やはりここのところは大事。予算を生きたお金にするのは、やはり志ある人でなければいけない。
思いのある人でなければ続けられないし、続けるためには思いのある人にやってもらうことだ…と考えます。
昔と異なり、地域イベントをやるにしても、行政からの助成金がないために、継続できなくなっている事業ってけっこうあります。
また助成金って、通常お金をプールして使うことを想定してできていないものが多いです。
お金がプールできることで、突発的リスクを抑えたり、また収入を確保する前に、広告を行ったり、準備することも出てくるわけで、そういうことのために、プールできる仕組みが必要なときもあります。
自分たちの廻りの事業を、もっと民営化するということをもっと考えないといけないですね。