
香美町においての最重要戦略は観光だと断言します!
そして、それは、全町民が意識しなければいけないこと。
実際に宿泊などで観光客に関わっている方だけでなくて、農林漁業も、工業もです。
もっといえば建設業もそうです。
すべてが、外貨獲得としての観光を、もっともプライオリティの高い戦略に位置付けなければいけません。
この写真、香美町の南側の私たちが住んでいるところの路線をちょうどパチリととりました。
何かに気づきませんか?
そう、道路脇を草刈をしているんです。
草を刈って整備をした道路は実に美しいです。
その先には、木の殿堂、植物園、ハチ北、兎和野高原へと続きます。
こんなにきれいに手入れされてれば、だんだん期待が膨らむってもんです。
しかし、残念ながら、この草刈、予算の関係で年に1回しか行われません。
だから、ついこの前まではほったらかしでした。
そしてまた早々、草が生えます。
ここは県道ですが、県の指導では、お盆前までに片付けてくれればいいということになっているそうです。
しかし、『観光』を意識した道路行政であれば、おそらく1度だけでは済まないはずです。
最低でも2回ぐらいはしないといけないでしょう。
ご存じのとおり、村岡町時代、全国植樹祭が、木の殿堂のあるところで行われました。
この道も、その時に拡幅されたものです。
私は、まだ学生だったので、天皇皇后両陛下をお迎えするときには、その時はここにいませんでしたので、状況はよくわかってませんが、まさに、県や町の威信をかけてというと大げさだけど、この道の両脇には、植樹され、よく行き届いた状態で、それは皇族をお迎えするにはすばらしい整備だったと思います。
しかし、時は流れ、そういったものにお金が回らなくなってきました。
観光を意識したら、こうはいかないでしょう。
本当は町民一人ひとりのためには、常に道路をいい状態保っていなくてはいけないのが本意ですが、多くの観光客をお迎えすることで、経済をよくするということを、観光に直接携わる人だけが考えててもダメなんです。
オールなんです。
移動するこの道すがらも、既に観光はスタートしているんです。
何度もいいます。
外貨獲得の最も有効な手段は、観光です。
自立した町をここが目指すなら、観光をもっと意識して町政運営をしてかなくてはいけません。