ここ数日の新聞は、アメリカの某氏が候補になったという話題。
いろいろ過激な発言に、各紙けっこうバッシングぎみな論調が多いです。
ですが、何もその人だけが暴走しているわけではなく、その人を支持した国民がいるという事実。
もちろん、独裁者でなく、民主的な手法で選ばれていくわけだから、支持しない人も多数いるのですが、それでも多数だったから、オモテにたっているということ。
そのことをしっかりと認識する必要があると思います。
そして、なぜ、その人がオモテに出てきたのか、その背景をしっかりととらえる必要があると思います。
翻って我が日本。
これもまた、一部の論調では、独裁だとか言う記事もあるんですけど、これもまた多くの人の考えを受けてなりあがっていったものであるということ。
私が、いつもイヤな感じを受けるのが、そうやって決まったリーダーはある日突然、オモテ舞台になりあがって、まったく自分とは関係のないところでおきているように言うことです。
前回、民主党さんが、勝ち上がって政権とったのも、日本の中でルールに基づいた民意であったわけです。
まあ確かに、国の中枢でおきていることと、自分の身の廻りと、結びつけるには、けっこう想像力を働かせる必要がありますが、自分ゴト化をすることで、、どうしたらその問題を解決できるのか、自分には何ができるのかそういう思想にならない限り、何も変わらないし、グダグダ言ってても、何も変わることがありません。
昨日も、ミュンヘンでテロがおきたとニュースでみました。
日本でおきない保証は何もない。
国は何やってるんだ!
って、批判の声をあげるのは簡単。
私たちは、今のまわりの人たちと連携して、平和な日本を維持するよう努力するしかありません。
そういうことなら私たちにもできるし、それを強固にできていれば、テロの温床はすぐにみつけることができるかもしれない。