地域の活動にも、生産性は必要だ | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。



田舎にいると、やらないといけない地域の活動はいろいろあります。

いわゆる日役といわれる、地域の奉仕作業、ゴミ拾いとか、草刈とか、祭りの準備、片付け、などなど…。


基本的には地域の人全員参加。


ただ、これらのことって、生産性を問われることはあまりありません。

老若男女が参加し、中には、老体にむちを打ってご参加されている方もいます。

だから、

『まー、できるだけやっていただければ…』

ということになります。


まあ、それは確かなことなのですが、だからといって、生産性を問わなくていいということはありません。


生産性の定義もまあ2種類あって、同じマンパワーで、できるだけ多くのことや、より高いレベルで仕事をなしとげること、もしくは、同じことなら、できるだけ効率よくやるということ。


地域の活動の場合、費用というものが基本発生しません。
みんながボランティアです。

だから、一般の企業などとは違い、費用というものが発生しないので、余計にそういうところにフォーカスをしません。

しかし、生産性が下がるということは、一人ひとりの貴重な時間を失っていくということであります。

そして、それが繰り返されると、地域のモチベーションが下がっていきます。

私は、地域経営っていうとおおげさだけど、地域にもクオリティがあると思っています。生産性の高い地域は、他からみて、ほんとうに活力ある地域に映ると思います。

そういうところには、人が吸引されていくし、なによりそこで暮らしている人が活き活きします。


日役はそもそも地域を活き活きとするためにやっていること。

であれば、より生産性があがるようにするということをもっと、真剣に考えるべきだと思います。