移動時間が短くなり、歩く時間を得る | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。













上の写真は、鳥取県岩美町にある龍神洞と呼ばれるジオサイト。

そして、下の写真は、だいたい同じエリアにある岩美町の道路です。

このあたりの車でいける風景と、歩いていける風景はこんなに違うんですよね。


国道178号線は割りと、海辺を走る道ですけど、それでも、山陰海岸でみえないところは多数あります。


まだ車がなかったころ、人は、自分の足で移動するしかありませんでした。
そして、自分の足で行ける範囲は、今よりも相当に短かかった。

いま車という移動手段を得て、そして道路がよくなって、アクセスはどんどん短くなりました。

しかし、アクセスが良くなった分、見えなくなった景色も多くあると思います。


移動時間が短くなった昨今、その短縮した時間を使って歩くというのも、なんか変な感じもしますが、生活の糧のための歩きが、歩くことは楽しむことに代わっていったということなんでしょうね。