泊まれる理由をつくる | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

先のスキーシーズンは、それに関係する宿泊事業者にとっては、たいへん厳しいものになりました。

ラグジュアリー系のホテルや、旅館では、それ自体が宿泊の目的になると思いますが、私の宿を含めて、それ以外のところは、何か目的があって、その達成の手段としての宿泊が多いと思います。

私たちのところでは、それがスキーだったのですが、スキーができなければ、泊まる理由がない、行く理由がないというわけです。


実は、ラグジュアリーなホテルもそれが通用するのは1泊ぐらいで、2泊3泊と泊数を重ねていくためには、やはり、延泊するのが必要になってきます。

いわゆる世界の有数のリゾートをみると、多彩なアクティビティや、ショッピング、レストランそういったものが、たくさんありますね。

我々のような地域にも多彩なプログラムの開発が必要ですね。

ただ、多彩なプログラムの定義は、さまざまなであって、私たちが普段やっている農業など、そういったこともプログラムになりうると思います。

ただ、『農業はやっている』とはいったものの、それがちゃんと利用ができるような形にする必要はありますよね。


農業プログラムの最大の目玉は、『収穫』ということになりますが、当然収穫までには、育てるというプロセスがあるし、それをある程度お膳立てして、プログラムとして利用できるようにしてあげる必要もあります。

そこには、ある程度の『仕込み』が必要なんですよね。

いずれにしても、年間を通じて、多くの人がきていただけるために、来ていただける理由をつくることは、観光で生きていこうとしている私たちの町にこそ、もっとも重要な施策の一つだと思います。