
昨日の、スポーツツーリズムについてのお話を高校生たちといっしょに学ばせてもらって、気づいたことがありました。
それは、スポーツを支える裏方がいる存在のことを案外と知らないんじゃないかということ。
本当に優れたアスリートはそのことをよく知っていて、勝利インタビューとか、記者会見とか、そういう場面で常にその人たちへの感謝の気持ちを忘れていません。
テレビ中継などを見ていると、当たり前ですが、フォーカスされるのは、プレイヤーであって、その舞台を支えている人ではありません。
だから、プレイヤーだけが存在しているような錯覚に陥りますが、審判、コーチ・監督など以外に、DJとか、チケットの販売や、スタンドの警備、大きなイベントになればなるほど、そういう裏方の人たちが存在するということです。
スポーツツーリズムというのは、プレイヤーだけでなくて、そういう支える人も含めたすべてのことを楽しむような雰囲気を醸成することが大事なのだということに気づきました。
私たち以上に、高校生たちはそのことを知らないので、それらのことをいっしょに学びたいと思っています。