民泊解禁になるまでに、地方よ、人を吸引せよ! | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。






最近、民泊の議論が活発になってきています。

今日みた記事では、住宅地に建つ一般住宅の民泊を180日以内なら、民泊を認めましょう!ということで、すすめているとのことでした。


ぶっちゃけ、田舎の民宿で、稼働日数180日も確保できているところってどれくらいあるんだろう?と思います。

こうなってくると、消防法や、旅館業法などの煩雑な手続き踏まなくてもいいのですから、今まで苦労して、施設を改修してきた人はいったいなんだったのだろう…って思ってしまいます。


都会では宿泊施設が絶対的に足らないといことはよく聞く話です。

だから、この民泊の話が盛り上がっているところなんでしょうが、地方創生って視点で考えると、飽和している宿泊希望者をいかにして地方に誘導するのかのほうが、規制緩和で、民泊解禁すること以上に重要な気がします。


地方では、路線バスなども、利用者減少で、どんどん路線が廃止になったり、縮小になったりしています。


交通の利便性が悪いから、人がバスに乗らず、人がバスに乗らないから、赤字路線となり運営が続けられなくなるという負のスパイラルに陥っています。


だから、ゴールデンルートにあふれた外国人を、うまく地方に誘導することで、バス会社の採算も少しは向上し、この負のスパイラルに歯止めをきかすことができるのではないかと思います。


民泊の解禁について、私は否定をするつもりはありませんが、そこらへんも十分考慮してほしいなーと思う今日この頃です。